ドローンでの空撮や測量、点検など、その活躍の場は広がる一方です。
広大な国有林でのドローン飛行は、その素晴らしい景色を捉える絶好の機会ですが、
実は様々な注意点や手続きが存在します。
「ちょっと飛ばすだけ」という安易な考えは禁物。
安全に、そして法律を守ってドローンを飛ばすためには、事前の準備と正しい知識が不可欠です。
このコラムでは、国有林でドローンを飛ばす際の注意点を分かりやすく解説します。
安全で楽しいドローン飛行のために、ぜひ最後までお読みください。
1. 事前準備:飛行前のチェックリスト
1.1 入林届の提出
1.2 飛行場所の確認
1.3 ドローンの機体とバッテリーの点検
1.4 その他必要なもの
2. 飛行時:安全第一でフライト
2.1 森林火災への警戒
2.2 野生動物への配慮
2.3 転落・墜落防止
2.4 その他
3. 飛行後:後片付けも大切
3.1 ドローンの点検
3.2 ゴミの持ち帰り
3.3 入林届の返却(必要な場合)
4. まとめ:準備万端で安全なドローン飛行を!
免責事項
1.1 入林届の提出
国有林への入林は原則として届出が必要です。
事前に森林管理署等へ確認し、入林届を提出しましょう。
「入林届」の提出は、入林日の5業務日前までに提出しなければなりません。
届け先は、管轄の森林管理局になります
届出の方法や必要書類は、管轄の森林管理署によって異なります。
インターネットで提出可能な場合もあります。
申請から許可までに時間がかかる場合もあるため、余裕をもって手続きを行いましょう。
また、入林目的を「ドローン飛行」と明確に記載しましょう。
森林管理署によっては、ドローン飛行に関する特別なルールや注意事項がある場合があります。
1.2飛行場所の確認
飛行予定場所の管理状態や状況を確認しましょう。
地図アプリや森林管理署のウェブサイトなどで確認できます。
国有林が私有地や他の管理区域と隣接している場合もあるため、注意が必要です。
飛行禁止区域や制限区域がないか確認しましょう。
また、国立公園や自然保護区など、一部の区域ではドローン飛行が禁止されている場合があります。
事前に森林管理署や関係機関に問い合わせるのが確実です。
更に、高圧線や電波塔などの障害物がないか確認しましょう。
ドローン飛行に影響を及ぼす可能性のある障害物がないか、事前にしっかりと確認しましょう。
1.3ドローンの機体とバッテリーの点検
これは、国有林の関わらないのですが、機体の点検を必ず行いましょう。
・プロペラの破損やネジの緩みがないか、各部の動作が正常かを確認します。
予備のプロペラなど、簡単な修理道具も準備しておくと便利です。
・バッテリーの充電状態を確認しましょう。
バッテリー残量が不足すると、飛行中に墜落する危険性があります。
予備バッテリーを用意しておくと安心です。
・ドローン本体のファームウェアを最新にアップデートしておきましょう。
最新のファームウェアにアップデートすることで、機体の安定性が向上します。
1.4その他必要なもの
・ドローンの登録記号や許可証のコピーなどを携行しましょう。
・ドローンの取扱説明書を持参しましょう。
万が一のトラブルの際に役立ちます。
・連絡手段を確保しましょう。
スマートフォンや携帯無線機など、緊急時に連絡できる手段を確保しておきましょう。
・保険加入をおすすめします。
万が一の事故に備え、ドローン保険に加入しておくと安心です。
2.1森林火災への警戒
乾燥した時期や風の強い日、暑い日は、特に注意しましょう。
ドローンのモーターやバッテリーの発熱により、火災が発生するリスクがあります。
暑い日は、熱暴走し操縦不能となる危険があります。
飛行時間を短くしたり、飛行を見合わせることが大切です。
森林火災が発生した場合の対処法を事前に確認しておきましょう。
関係機関に素早く連絡できるようにしておきましょう。
2.2野生動物への配慮
野生動物に遭遇した場合は、近づかないようにしましょう。
特にクマやイノシシなど、危険な動物に遭遇した場合は、速やかに退避してください。
ドローンの音が動物を驚かせる可能性があるため、必要以上に接近しないようにしましょう。
巣や営巣中の動物がいる場所では飛行を避けるようにしましょう。
繁殖期の動物は特に警戒心が強いため、巣や営巣場所の近くでの飛行は避けてください。
2.3転落・墜落防止
無理な飛行は絶対に避けましょう。
強風時や悪天候時、操縦に自信がない場合は、飛行を中止しましょう。
周囲の安全を十分に確認してからドローンを飛ばしましょう。
人や建物、障害物がないかを確認し、安全な場所でドローンを離陸させましょう。
常にドローンを目視できる範囲で飛行させましょう。
目視外飛行を行う場合は、補助者による監視が必要となります。
ドローンの飛行状況を常に監視し、異常があればすぐに操作を中止しましょう。
急な操作は避け、慎重に操縦しましょう。
急な操作はドローンのバランスを崩し、墜落の原因となります。
2.4その他
その他、気を付けることです。
・騒音に配慮しましょう。
・住宅地やキャンプ場など、人がいる場所では騒音に配慮し、必要以上に騒音を立てないようにしましょう。
・他人の迷惑にならないように配慮しましょう。
・他の入山者や周辺住民の迷惑にならないように、ドローンの飛行場所や時間帯に配慮しましょう。
・法令を遵守しましょう。
・航空法や電波法など、ドローンに関する法令を遵守しましょう。
3.1ドローンの点検
・機体に異常がないかを点検しましょう。
プロペラの破損やネジの緩みがないか、各部の動作が正常かを確認します。
・バッテリーの状態を確認しましょう。
過充電や過放電にならないように、バッテリーを適切に保管しましょう。
・データを確認し、必要であればバックアップしましょう。
撮影した画像や動画データを整理し、必要であればバックアップしておきましょう。
3.2ゴミの持ち帰り
・自分が出したゴミは必ず持ち帰りましょう。
・国有林の美化に協力しましょう。
3.3入林届の処置
・入林届の返却が必要な場合は、忘れずに返却手続きを行いましょう。
・返却が必要ない場合は、しばらく保管しておくのが良いと思います。
4.まとめ:準備万端で安全なドローン飛行を!
国有林でのドローン飛行は、事前の準備と飛行時の注意を守れば、素晴らしい体験になるはずです。
このコラムを参考に、安全で楽しいドローン飛行を実現してください。
<免責事項>
本コラムは一般的な情報提供を目的としたものであり、法的助言や個別のケースへの対応を保証するものではありません。
実際のドローン飛行にあたっては、最新の法令や各森林管理署のルールを必ず確認し、ご自身の責任において判断・行動してください。
当事務所では、入林届の申請も承っています。
ご相談、ご依頼は、申込フォーム 又は、電話(0463-59-9036)にて、お願いします。