ドローンとは、構造上人は乗れないが、遠隔操縦できる航空機のことを言います。正式名称は、「無人航空機」で撮影、検査、測量、物流、農業など、さまざまな分野で活用されています。
ドローンは、誰でも簡単に飛ばすことができる便利なツールである反面、安全な運用の面で法律での規制が厳しく定められています。飛行場所や飛行方法により、国土交通省への許可や承認が必要になります。
<無人航空機ドローン)の種類>
尚、遠隔操縦できる航空機であっても航空機に近い構造、性能を有しているものは、「無操縦者航空機」と言います。海上保安庁のシーガーディアンは、無操縦者航空機になります。
<無操縦者航空機の例>
また、100g未満の航空機は、小型無人機、模型無人機、トイドローンなどと呼ばれています。
航空法においては、ドローンではありませんが、小型無人機等飛行禁止法の対象となっています。
ドローンを管轄しているのは、国土交通省になります。
国土交通省は、ドローンの管理をDIPSシステムで行っています。 ドローンを使用する方は、DIPSシステムの登録をお勧めします。
<DIPSシステム>
国土交通省のHPには、ドローンに関する様々な情報が記載されています。
ドローンに関する法令は、大きく以下のものがあります。
1.航空法(第11章 無人航空機)
2.航空法施行規則(第11章 無人航空機)
3.航空局長、部長、課長通達(国土交通省HP参照)
4.重要施設の周辺地域の上空における小型無人機等の飛行の禁止に関する法律
これらの法体系は、ここに記載されています。
<無人航空機の運航に関する法体系>
<機体認証等に関する法体系>
<無人航空機操縦者技能証明に関する法体系>
ドローンの申請、運用ルールもこの法令で定まっています。
ドローンに関する法令は、事故・事件の発生の都度、改定されている状況です。
当事務所では、ドローンの飛行に必要な手続きや法規制に関するご相談を承っております。
安心してドローンを運用できるよう、専門家がサポートいたします。どうぞお気軽にお問い合わせください。
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