催し場所上空

催し場所上空

催し物の上空でドローンを飛行させるには、催し物主催者の許可が必要です。
しかし、許可が下りた場合でも、航空法や安全規制による多くの制約が存在します。

 

特に重要なのは、第三者上空での飛行を回避することです。
催し物には多くの人が集まるため、人の安全確保のための手続きが重要となります。

 

これに加え、ドローンが落下した際の被害を最小限に抑える対策も必要です。
たとえば、プロペラガードの装着や軽い機体の選定、手厚い保険への加入などが推奨されます。

 

 

催し物とは?

「催し物」とは、多数の人が集まるイベントや活動を指します。
以下に、催し物に該当するものと、該当しないものの例を挙げます。

 

■催し物に該当するものの例
音楽フェスティバルやコンサート
多数の観客が集まるライブイベントやフェスティバルは、典型的な催し物です。これらの上空でのドローン飛行には、安全確保が非常に厳しく求められるため、事前の許可と計画が重要です。

 

スポーツ大会やマラソン大会
観客や参加者が多く集まるスポーツイベントも催し物に該当します。特に広範囲にわたるマラソン大会などでは、飛行計画の詳細な策定が必要となります。

 

地域のお祭りやイベント
公共の場で開催される地域のお祭りや花火大会、イベントも催し物として扱われます。これらのイベントは、参加者が密集するため、人の上空を避ける飛行ルートの設定が重要です。

 

 

■催し物に該当しないものの例
自然発生的なもの
単なる混雑による人混みや信号待ちは、催し物に該当しません。ただし、日常的に発生している人混みは、場所の規定に従う必要があります。

 

少人数の集まりやプライベートイベント
友人や家族だけで行うバーベキューやピクニックなど、少人数での集まりは催し物には該当しません。ただし、公園や公共施設で行う場合には、場所の規定に従う必要があります。

 

 

代替案の提案

催し物上空での飛行に伴うリスクや手続きを考慮したうえで、以下の代替案も有効な選択肢です。

 

1.催し物会場周辺での飛行と撮影
催し物会場の周辺(催し場所以外のエリア)でドローンを飛行させることによって、催し物全体の雰囲気やイベントの様子を空撮する方法です。
この場合、会場上空を飛行させることなく、安全に撮影を行うことが可能です。

 

2.事前に撮影した映像の利用
当日の催し物でドローンを飛行させることが難しい場合、事前にドローンによる撮影しておき、当日は地上での催し物撮影を行う方法です。
これにより、飛行の安全性を確保しつつ、魅力的な映像表現を行うことが可能です。

 

 

これらの代替案を採用することで、手続きやリスクを軽減しながら、効果的な映像制作が可能です。
ドローン飛行に関するご相談や代替案のご提案は、お気軽にお問い合せください。

 

 

ご相談、ご依頼は、申込フォーム 又は、電話(0463-59-9036)にて、お願いします。